浮気はどこから?
2009.03.31 Tuesday
人間は一夫一妻の制度を選んだ時から
文明を発達させる代償として遺伝情報の伝達能力が
必然的に衰えている。
という話を以前ココでも書きました。
一夫一婦制は、生物学的にはかなり窮屈な制度で
もちろん、人間社会を成立させるために
そして文化を発展させるためには欠かせないものだったんですが
生物としては、オスも、メスも、
「常に」カップルになるために「競い続ける」
という競争原理が働いてこそ
「強い種(しゅ)」になっていくわけで
一度夫婦になってしまえばお墓の中まで一緒、
という遺伝子が長いこと続いていけば
「種としての力」が弱ってくるのも当然だといえます。
というようなことを前提において。
しかし、それはそれ、これはこれ。
生物学的?
遺伝子?
しらんわ。
気持ちの問題やろ。
・・・といいたいところ。
「男は浮気をする生き物である」
とよくいわれますが、
男であろうと女であろうと
魅力的で好みの異性との出会いがあれば
心が惹かれるのは当然です。
それが、ブラウン管の向こうだったり、
紙の上だったりするならまだしも
現実に、手を伸ばせばすぐ届くのなら
なんかのきっかけで始まってしまう可能性は当然なくはない。
そんなとき、
自分への愛があるならば手は出さないで
と、思うのね。
私も、そう思う。
そんじゃ、手を出さなければそれでよろしいか
というと、
他の女に関心は持たないが
私にも関心を持たない、というのでもだめなわけです。
私には関心もって、他の女には持たないで!
・・・しかし、パートナーが自分に関心を持っていることを
私はどうすれば知ることができるのでしょう?
いつも優しいし、キスをいっぱいしてくれるし、
いろんなところへ連れて行ってくれるし、
記念日を忘れないでいてくれるし・・・
うー、書いていて空しくなりましたが
そればすべて「見た目」です。
愛がなくてもできることです。
恋人がたくさんいる男にだって同じことはできるし
むしろ、重婚されて気づかなかったのは
男がものすごく「マメ」だったからというような話も
聞いたことがあります。
残念ながら、生物学的に言うと、
いろんな異性にコナをかけてまわるこういう人物こそ
強い種を持っているのかもしれません。
社会的にはだめなヤツでもね。
女性もまたその強い種のニオイに惹かれてしまうのでしょうけども。
じゃあどうすれば愛されていることがわかるのかというと
この人は私のことを愛してるんだろうと
「信じる」しかない。
だって所詮、他人ですから。
で、最初に戻りますが、
結局、愛を信じさせてくれるのなら
よその異性にうつつを抜かそうと関係ないのではないでしょうか?
もちろん、そのことが自分にわかってしまうのはアウトです。
だからこの「わからないようにできるかできないか」というのが
浮気のボーダーラインじゃないかと。
ま、ホントの恋におちれば隠し続けるなんて無理だとは思うけど
深い愛情があって、大切なものを夫婦の絆だと考えている人なら
隠し通せるのではないかと。
(そうなると(浮気)相手の女性の心の傷は?
という話になりますが、それはまた別の話ということで。)
「知らないのはなかったことと同じ」
というのは、真理をついていると思います。
パートナーであろうとも、他人のすべてはわかりようもない。
という前提に立って
「お互いに、できるだけ、歩み寄る」というのが私の理想です。
***
しかし現実はそうカンタンに割り切れないんですけどね
文明を発達させる代償として遺伝情報の伝達能力が
必然的に衰えている。
という話を以前ココでも書きました。
一夫一婦制は、生物学的にはかなり窮屈な制度で
もちろん、人間社会を成立させるために
そして文化を発展させるためには欠かせないものだったんですが
生物としては、オスも、メスも、
「常に」カップルになるために「競い続ける」
という競争原理が働いてこそ
「強い種(しゅ)」になっていくわけで
一度夫婦になってしまえばお墓の中まで一緒、
という遺伝子が長いこと続いていけば
「種としての力」が弱ってくるのも当然だといえます。
というようなことを前提において。
しかし、それはそれ、これはこれ。
生物学的?
遺伝子?
しらんわ。
気持ちの問題やろ。
・・・といいたいところ。
「男は浮気をする生き物である」
とよくいわれますが、
男であろうと女であろうと
魅力的で好みの異性との出会いがあれば
心が惹かれるのは当然です。
それが、ブラウン管の向こうだったり、
紙の上だったりするならまだしも
現実に、手を伸ばせばすぐ届くのなら
なんかのきっかけで始まってしまう可能性は当然なくはない。
そんなとき、
自分への愛があるならば手は出さないで
と、思うのね。
私も、そう思う。
そんじゃ、手を出さなければそれでよろしいか
というと、
他の女に関心は持たないが
私にも関心を持たない、というのでもだめなわけです。
私には関心もって、他の女には持たないで!
・・・しかし、パートナーが自分に関心を持っていることを
私はどうすれば知ることができるのでしょう?
いつも優しいし、キスをいっぱいしてくれるし、
いろんなところへ連れて行ってくれるし、
記念日を忘れないでいてくれるし・・・
うー、書いていて空しくなりましたが
そればすべて「見た目」です。
愛がなくてもできることです。
恋人がたくさんいる男にだって同じことはできるし
むしろ、重婚されて気づかなかったのは
男がものすごく「マメ」だったからというような話も
聞いたことがあります。
残念ながら、生物学的に言うと、
いろんな異性にコナをかけてまわるこういう人物こそ
強い種を持っているのかもしれません。
社会的にはだめなヤツでもね。
女性もまたその強い種のニオイに惹かれてしまうのでしょうけども。
じゃあどうすれば愛されていることがわかるのかというと
この人は私のことを愛してるんだろうと
「信じる」しかない。
だって所詮、他人ですから。
で、最初に戻りますが、
結局、愛を信じさせてくれるのなら
よその異性にうつつを抜かそうと関係ないのではないでしょうか?
もちろん、そのことが自分にわかってしまうのはアウトです。
だからこの「わからないようにできるかできないか」というのが
浮気のボーダーラインじゃないかと。
ま、ホントの恋におちれば隠し続けるなんて無理だとは思うけど
深い愛情があって、大切なものを夫婦の絆だと考えている人なら
隠し通せるのではないかと。
(そうなると(浮気)相手の女性の心の傷は?
という話になりますが、それはまた別の話ということで。)
「知らないのはなかったことと同じ」
というのは、真理をついていると思います。
パートナーであろうとも、他人のすべてはわかりようもない。
という前提に立って
「お互いに、できるだけ、歩み寄る」というのが私の理想です。
***
しかし現実はそうカンタンに割り切れないんですけどね
回らないお鮨
2009.03.30 Monday
行ってきました。
私はお酒を飲むので、コースにしようかどうしようか迷ったんですが
オットが「コース!」というし、初めてのお店だったので
やっぱりコースに。
カウンターなどという場所もあり、最初は写真撮るのを控えていたのですが
ご主人とお話ししたり、お酒が少し入ると大胆に撮ってしまいました。
もちろん、シャッター音OFF、フラッシュOFFです。
おひたしと潮汁の後にお刺身盛り合わせ。
大きな器には紅葉と桜の絵が描いてあり、
窓の外にも桜、器の中にも本物の桜が飾られていて
たいそう美しいお花見となりました。
ほたるイカとみる貝の石焼。
もうね、絵で見ると
これ、あんまりきれいじゃないんですけど
ニオイがね、たまらん。
鼻孔をくすぐるのはお祭りのイカ焼きの香り・・・・・!
・・・って、子供か!!!
しかしほたるイカなので口に含むと濃厚に塩辛い。
奥深くてお酒がすすむ〜
このお店、和食のお店でもあるせいか、ワインも置いてあったので
私は既にビールを飲み干し、白ワインへ。
(オットはお茶飲んでます)
アオサとイクラの茶碗蒸し。
サワラの柚子焼きと塩トマト。
塩トマト、甘い。
海老芋饅頭フォアグラ入、春菊の餡かけ。
春菊嫌いですが、気にせず食べられました。
海老芋饅頭がほわんと甘い・・・
私、焼酎飲み始めてます。
「吉兆宝山」だったかな。
いよいよお鮨の盛り合わせです。
甘鯛とえんがわかな?
創作鮨なので、お塩がしてあったりしてひとつひとつ楽しい。
オットはえんがわ好きなので、あげました。
汁のお椀があって、デザートがこれまた楽しい。
3種類も乗っかってますよ。
抹茶のシフォンとフルーツ。
小豆アイス。
楽しみにしてた玉子プリン。
素朴な甘さでおいしかった〜
オットは元々お酒を飲まないので
回らない鮨より、回る寿司でがっつり食べたい!という人なのです。
しかし、以前連れて行った回らない鮨に比べると
「今回はかなりいい」といわれました。
以前のお店は渋いお寿司屋さんだったので
きっちりお寿司を食べさせてくれるとこだったのですが
今回は創作寿司だったので
「見て楽しい」というとこが高得点につながったようです。
それにしてもこのお店、一品料理も手頃な価格で充実してるの。
ぜひまた行きたいです
自慢のムスコ
2009.03.27 Friday
かわゆいムスコ
ご褒美をちらつかせているので、瞳の輝き方も尋常じゃない。
なんなんだ、その夢中ぶりは!
最近、車検時期ということで
車屋さん(←どういう言い方!)に行くことが多かったのですが
もうこの犬ムスコがお兄さんに向かって吠えること吠えること。
もしや、20年探した親の仇を発見したのか!?
ちゅーくらいに怒濤の剣幕で吠え立てます。
これは1にも2にも、我々が甘やかせちゃってるんでしょうね・・・・
普段はいつもとっても優しい(ホントに優しい)パパりんと過ごしているので
叱られることなんてほとんどな〜いって状態だし
日中家にいない私が帰ってきて怒ったって
(なんかな、この怖いオバハンは)
ってな感じ・・・。
吠え立てた犬を「なんて悪い子なのかしらっ」と叱った所で
ちゃんとしつけてない親の方が悪いんだからただのエゴ。
しかし車屋さんのお兄さんに申し訳ないことしきりで
困ったモンだ・・・と思いつつも、
車から降りるとぱたっと静かになるもんで今に至る・・・。
***
ところで今日はオットと回らないお寿司屋さんに行く予定です。
いやー自腹で回らないお寿司屋さんに行くのは3年ぶりくらいかも。
自宅の割と近くに雰囲気のいいお寿司屋さんがあって
それがたまたまテレビの人気ランキングに入っていたのをちょっと前に見てから
ずーっと行ってみたかったんです。
でも、たぶん、ふたりで温泉旅館に泊まれるくらいのお値段はすると思うので
迷っていたのですが・・・・遂に予約してしまいました・・・
ま、春だし、花見の予定もないので
3年に一度くらい(!)楽しんでこようと思っております。
(とはいえ、3年に一度ずつ清水の舞台から飛び降りてたら
命はいくつあっても足りませんが。)
やっとカット。
2009.03.24 Tuesday
ようやく!
トリミング連れて行きました
うちの犬さん。
ばっちり写真撮ろうと思ったら、
電池がなくなってしまい、
なんか中途半端な感じに。
それでもカット前は
これですので、
かなーりシャープになっておられます。
目の上のとこがまだもっさりしてるんですが
ここはもうちょいガマンして
ちょんまげに結び上げようということで
トリマーさんと相談して伸ばすことにしました。
結び目に届くまでどれくらいかかるんでしょう?
ずっと伸ばしているちょんまげの毛が
ずいぶん長くなって、前に少したれるんですが
それが妙に色っぽい犬。
・・・オスです。
いつも「オンナノコ?」といわれます。
・・・が、破壊力は獣並みです。
誰のこと〜?
スイートリトルライズ (幻冬舎文庫)
2009.03.23 Monday
あらすじ
この日常に不満はない、と瑠璃子は思う。淋しさは人間の抱える根元的なもので、自分一人で対処するべきで、誰かに―たとえ夫でも、救ってもらえる類のものではない。瑠璃子と二歳下の夫、総。一緒に眠って、一緒に起きる。どこかにでかけてもまた一緒に帰る家。そこには、甘く小さな嘘がある。夫(妻)だけを愛せたらいいのに―。
***
江國 香織の作品では「号泣する準備はできていた」が好きです。
タイトルにひかれて期待せずに手に取ったのですが
さすが直木賞だけあって、どれもよくできていました。
ただのエピソードに終わらずに、深い余韻が残りました。
他にも何冊が読んだと思うけど印象には残っていません。
で、なんでこの本を買ったかというと
普通じゃない夫婦のカタチに興味を持ったから。
でも、あんまりよくはなかったです。
雰囲気はわかるけど。
守りたいもののために嘘をつく、ということは
正直に話すのはその逆だから。
他の人を愛してるけど夫婦を守りたいなんて
なんか納得できない。
(「家族」を守りたい、ならちょっとわかるが)
しかも家に帰れば夫婦がうまくいってるかというとそうでもない。
ディスコミュニケーションでかみあわない会話。
一方通行な思い。
他の人を好きになっていわゆる浮気、不倫をする、
というとこまでならわかる。
そういうこともあると思う。
でもね、なんかあまりに「小説仕立て」で絵空事っぽい。
ドラマティックすぎて興ざめ。
美人でさらっとしてて料理がうまくて仕事もばりばりできる妻なんてうそくさい。
しかし江國香織という人はそれが持ち味なんだろうし
彼女の作品が好きな人はそういうとこがいいんでしょうね。
友人の恋人と寝るとかいうのは村上春樹の作品にもよくあるけども
村上春樹がおもしろくてこの人のを受け入れられないのは
主人公の一方である留璃子があまりに「クールな自分」に酔っている部分が
読んでてうっとうしいからかも。
守りたいっていってもこれからどうすんの?って言ってあげたい。
この日常に不満はない、と瑠璃子は思う。淋しさは人間の抱える根元的なもので、自分一人で対処するべきで、誰かに―たとえ夫でも、救ってもらえる類のものではない。瑠璃子と二歳下の夫、総。一緒に眠って、一緒に起きる。どこかにでかけてもまた一緒に帰る家。そこには、甘く小さな嘘がある。夫(妻)だけを愛せたらいいのに―。
***
江國 香織の作品では「号泣する準備はできていた」が好きです。
タイトルにひかれて期待せずに手に取ったのですが
さすが直木賞だけあって、どれもよくできていました。
ただのエピソードに終わらずに、深い余韻が残りました。
他にも何冊が読んだと思うけど印象には残っていません。
で、なんでこの本を買ったかというと
普通じゃない夫婦のカタチに興味を持ったから。
でも、あんまりよくはなかったです。
雰囲気はわかるけど。
守りたいもののために嘘をつく、ということは
正直に話すのはその逆だから。
他の人を愛してるけど夫婦を守りたいなんて
なんか納得できない。
(「家族」を守りたい、ならちょっとわかるが)
しかも家に帰れば夫婦がうまくいってるかというとそうでもない。
ディスコミュニケーションでかみあわない会話。
一方通行な思い。
他の人を好きになっていわゆる浮気、不倫をする、
というとこまでならわかる。
そういうこともあると思う。
でもね、なんかあまりに「小説仕立て」で絵空事っぽい。
ドラマティックすぎて興ざめ。
美人でさらっとしてて料理がうまくて仕事もばりばりできる妻なんてうそくさい。
しかし江國香織という人はそれが持ち味なんだろうし
彼女の作品が好きな人はそういうとこがいいんでしょうね。
友人の恋人と寝るとかいうのは村上春樹の作品にもよくあるけども
村上春樹がおもしろくてこの人のを受け入れられないのは
主人公の一方である留璃子があまりに「クールな自分」に酔っている部分が
読んでてうっとうしいからかも。
守りたいっていってもこれからどうすんの?って言ってあげたい。